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2004.06.29

合併球団、本拠地はどこへ…と思いきや

 さて、先日のblogに書いた「バファローズ」(以下Bu)と「ブルーウェーブ」(以下BW)の合併問題ですが、マスコミでは「本拠地大阪・チーム名『オリックス・バファローズ』が有力」なんて記事がしばしば出てきていたようです。
 だいたい近鉄側や大阪府・市の意向がそのまま記事になって出て、それをオリックス側が「まだ決まっていない」と否定する…というのがここまでたどったパターンのようです。

 今回の本拠地問題が出るにあたって、球場の「使用料」という問題がクローズアップされました。
 BWの本拠地ヤフーBB(GS神戸)の使用料は年間6,000万円・大阪ドームは年間10億円という数字はあちこちで叫ばれています。
 大阪ドームが「使用料は10億ではなく6億で残りは警備費用などだ」などと言ってますが、神戸の球場より1桁高いという現実はどうしようもありません。東京ドームができた頃のように「ドーム球場」というものが物珍しさがあった時代であればともかく、天然芝球場を本拠地とする球団よりドームを本拠地とする球団の方が多い現在では、どちらに分があるかは明白だと思われます。
 しかも、神戸の球場は神戸市が造って、市がオリックスが球場の管理権を与えています。すなわち、(ある程度の)「リフォームの自由」まで与えられているわけです(リフォームの費用は球団負担)。地元による支援の度合いという点でも神戸に若干分があると思われます。
 また、BWファンの多くは神戸本拠地にかなり「こだわり」をもっている方が多いですが、Buファンには「本拠地は大阪」と言っている人でもさほど大阪ドームにこだわりはないように見えます(藤井寺に戻れば…という声も多いようですし)。もちろん合併話が破談になって、どこかが買ってくれれば…という声が圧倒的なようです。

 というところで、先ほどBS-Japan(テレビ東京)のWBS(ワールドビジネスサテライト)を見ていたら「ライブドア、近鉄買収」というスクープが入ってきました(^^;)。
 もちろん近鉄本社を買うわけではなく球団の話だと思われますが…。

 この話がもし本当だとすれば、バファローズファンにとっては(「バファローズ」がとりあえずそのまま残る可能性が出てきたという意味では)朗報でしょう。
 もっとも、「チーム数削減による1リーグ制」を推し進めたい一部オーナーたちの思惑などもあって、加盟料30億円の問題など、先行き不透明な部分もありそうですが…。

 本当に「ライブドア・バファローズ」が誕生して2リーグ12球団が維持されてきたとしても、放映権料の分配や交流試合(インターリーグ)の導入などは考えておかないと、また何年か後に同じような問題が噴出するのではないかな…と思います。
 日本のプロ野球は大きな一つの岐路に立たされているようですね。

 もっとも「ライブドア・バファローズ」が大阪ドームを使うかどうかはまったく不明(そもそも本拠地を移転しないという保証もない)なんですが(^^;)。

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2004.06.15

近鉄+オリックス=「近畿日本・オリックス」?

 統合したら(もし旧チーム名を残さないという方針であるとすれば)、%タイトル%のようなチーム名はいかがでしょう?
 「オリックス」(oryx)という動物はアフリカに生息するウシの仲間だし、企業名ともかぶってちょうどよいですし。

 あと、新聞上では「大阪ダイヤモンドバックス」の可能性も…なんて話がありましたが、それだったら「ブルーバックス」にしてしまった方がいいのではないかと(^^;)。ブルーバックスはオリックスの仲間(すなわちウシの仲間ということになる)ですし、現在名「ブルーウェーブ」の響きを残しているし…。
 ただ、ブルーバックスって200年前に絶滅した動物なんですが(^^;)。

 いや~びっくりしました(^^;)。
 このblogで5/30付の分でちょっと取り上げたのですが、経営難にあえぐ近鉄バファローズがオリックスブルーウェーブとの統合(実質的にはオリックスによる救済合併?)という方向で話が進んでいます。
 ここ2~3日スポーツ新聞も一般紙もこの件に関する記事が多数載っていますね。先日のblogでも書いた通りパ・リーグの構造的問題からまっとうに経営してはどうにもならないことは事実なのである程度やむを得ない流れなのではないかと思います。

 私は、(プロフィールにも書いている通り)オリックスファンなので「ブルーウェーブ」の名も残してほしいですし、本拠地もGS神戸(ヤフーBB)が望ましいと考えているのですが…。
 一部スポーツ新聞では「新球団の本拠地は大阪ドームに決定」なんて飛ばしっぽい記事を書いていますが、オリックスの経営陣がまっとうな判断をする限り、(大阪ドームの使用料が現在の1/10とかになれば別として)大阪ドームを本拠地にするなんてあり得ないと思います(^^;)。大阪ドームとGS神戸の使用料が1桁違う(大阪D約10億・GS神戸1億以下)現状のままだと、どう考えても大赤字を生む要因にしかならないし。
 某スポーツ紙の記事では「大阪Dの方がヤフーBBよりキャパシティが大きい(大阪D48,000・ヤフー35,000)」と言ってますが、日本シリーズの観客動員数で見るとどちらも33,000程度(大阪Dが2001年・ヤフーが1996年)ということだそうですから大阪Dがキャパが大きいというのは半分「嘘」だと思います(参考資料はこちら[「球探」日本プロ野球史探訪倶楽部より])。
 まあ、百歩譲っても大阪ドーム使うのは夜肌寒い4月や9月以降のナイターとか、雨で試合が流れやすい6月の試合だけ…というのが関の山ではと思います(あとは甲子園が高校野球で使用できない8月のホームゲームで阪神が使う、ということで)。

 あとこの話、「首が回らなくなった近鉄がオリックス側に助けてもらう」という感じなのですが、近鉄側が「『バファローズ』の名を残して」「本拠地は大阪ドームで」などとあれこれ言っている現状を見ると一波乱あるかもという気がします…(「破談」もありうるか?)

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2004.06.12

広い視野をもつ…ということ

 テレビのニュースとかではあまり取り上げられていないようですが…。
 大手家電メーカーのシャープが液晶関連技術に関する特許を侵害している…と台湾で液晶テレビを作っている会社を訴えたら、そこの会社のテレビを売っている大手スーパーのイオン(ジャスコ)がなぜか「逆ギレ」して「シャープとの取引をやめる!」と言いだした…というニュースがありました。
 イオンがメーカーに対して「取引停止」をちらつかせたのは以前からたびたびあって、最近では某ハム会社が別会社に製造委託した商品で原材料表示にない(アレルギー誘発の可能性がある)原料が製品に混じっていた…という理由で取引を停止した、というケースがありました。
 このハム会社の場合はいくらか非があったのは事実なのですが、今回のシャープとしては「知的財産」に対する正当な防衛手段をとっただけに過ぎないわけですから、(裏では何があるかは不明ですが、少なくとも表で見える分においては)明らかにシャープの方に分があります。

 すぐに各種掲示板ではこの話題に火がつきましたが、ほとんどの方がシャープを是・イオンを非とみなしたようです。「もう二度とジャスコやミニストップで買い物はしない!」なんて書き込みも多くありました。

 シャープとしてもこんな紛争に巻き込まれるのを嫌ったのか、イオンに対してかなり腰を低くして対応したこともあってわずか1日ちょっとでイオンが「取引停止」を撤回…という結果に終わりました。
 一応「シャープは説明が不十分だったことをお詫び」「それを受けてイオンも消費者はシャープを混乱させたことをお詫び」「特許紛争はメーカー同士で解決・当該商品は当面撤去」という落としどころになったようです。
# これ、たとえばソニーとかだったら「売り言葉に買い言葉」でいまだに尾を引いていたような気がしますね。松下とかもかつてダイエーと20年にわたって「冷戦状態」だったなんてこともありましたし。

 テレビではあまり話題に上がってなかったようですが、各新聞社関係ニュースサイトではけっこう取り上げられていました。しかし、社によってそのスタンスは大きく異なっています。

 たとえば朝日のサイトだとこちらのように「シャープがイオンに対して謝罪した」という論調になっていますが、共同通信系の場合、こちらのように「イオンの強引な姿勢が消費者の反発を買ったので取引停止を撤回」という論調です。
 同じ事実の報道であっても、両者ではかなりスタンスが違うのがわかります。

 朝日の記事だけ見ていれば、この一件はシャープに非があるように見えますが、共同の方の記事を見ると「イオンの独り相撲」という印象を感じることでしょう。
 やはり複数の視点からものを見ることって大切ですね。一面だけを見ると判断を誤ることがままあります。

 シャープとしては、こんな(不毛な)泥仕合を長く続けていても何もメリットはないので、イオンに対し下手に出る形で早期収拾を図ったように見えます。一部で「弱腰」といわれているようですが、まあ解決法としては悪くはないかと思います。
 一方のイオンですが、早々に和解の道を選んだおかげで商売上はさほど損害は出ていないようですが、イメージ的には「特許侵害の疑いのある品を平気で売る」コンプライアンスの欠如・「気に入らない取引先に対し取引停止をちらつかせる」傲慢さ…といったものを感じた人は少なからずいるとおもいます。

 「何があっても絶対イオンでは買わん!」というようなあからさまな「不買」をする人はそれほど多くないと思いますが、「(同程度の距離にいくつかスーパーがあって、値段も同じようなものなら)ジャスコをやめてこっちにしよ」というのは少なからずいそうです。客に見放されてしまえば転落はあっという間です。 現在、スーパー業界でかつての王者ダイエーなどをしのいでトップ。各地に積極的に出店攻勢をかけて波に乗っていたイオンでしたが、今回の一件は「第二ダイエーになるのではないか?」という懸念を抱かせるに十分なほどお粗末な対応だったように思います。

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2004.06.08

王監督通算1000勝達成

 福岡ダイエーの王貞治監督が昨日の日本ハム戦で監督として通算1000勝を達成しました。

 読売の監督として5年、そして福岡ダイエーの監督として10年目。15年目にしての記録達成。日本のプロ野球で11人目ということですが、10位の長嶋茂雄監督(1034勝)を抜いて10傑に入るのも時間の問題でしょう。

 「名選手必ずしも名監督ならず」という言葉があります。実際「名選手」と呼ばれた人たちの多くは監督としてさしたる実績を上げられない人はたくさんいました。
 王監督も読売の監督時代は(現在のように圧倒的ではないが)そこそこ豊富な戦力を抱えながらも5年間でリーグ優勝1回という結果に終わり、1988年に中日に優勝をさらわれたところで追われるように読売を去ります(現在のような派手な補強をする前だから5年間Bクラスなしという実績は良くもありませんが決して悪いとも思いません)。
 その後、20年以上Bクラスに沈み続けている当時弱小球団だった福岡ダイエーの監督に就任。「球界の盟主」といわれる読売と決別しての監督就任は(球団にしても王監督自身にしても)思い切った決断だったと思います。
 若い戦力が整いつつあったとはいえ、所詮は弱小チーム。最初の数年間は相変わらずBクラスに低迷。ファンに生卵を投げつけられる屈辱も味わいました。

 当初の契約最終年の5年目、同率ながら3位。その翌年は日本一を達成。以後は毎年のように優勝争いに加わり2003年には再び日本一になりました。
 有望な新人を次々にチームに招き入れた球団の経営努力や故・根本氏の手腕抜きには語るわけにいかないのは事実です。しかしながらチームの成績上昇と時期を同じくして親会社の経営不振が表面化し、主力選手がFAなどでポロポロと去っていく中でチームを機能させて、かつての万年Bクラス球団を優勝争いの常連にしているわけですからその実績は評価されてしかるべきでしょう。

 将来、「王貞治」の名は(当代一とまではいかなくても)「名監督」の一人として語り継がれていくことになると思います。しかも「名選手」が「名監督」になった稀有な例として。

 願わくば、一部で噂されている「読売の監督として復帰」して晩節を汚すようなことはしないでいただきたいものですが。

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2004.06.02

「YAHOO! JAPAN」検索エンジン変更

 インターネット上の検索サイトとして有名な「Yahoo! JAPAN」が今週から検索エンジンを変更しています。

 Yahooはこれまで、これまた有名な「Google」と連携していて、Yahooのディレクトリにない場合自動的にGoogleに「投げる」ようになっていたのですが、今後は「自前」の「Yahoo Search Technology(YST)」で処理されるようです。
 アメリカなどではちょっと前からそうなっていたのですが、日本のYahooでもそれが始まってYahooで検索する際にGoogleのロゴが出てこなくなってたりしてますが、画面に大きな変化があるわけでもないのでおそらく大半の人はGoogleからYSTに変わっているのに気づいていないのではないかと思います(^^;)。

 最近になってこういうことがあったりして若干「ミソ」がついた…とはいっても、検索エンジンとしては絶大な人気があり定評もあるGoogleと手を切る(私自身もGoogleツールバーの「ハイライト」機能は便利だと思ってます)のはどうなんだか…と思います。
 でも、2~3日使っていますがGoogleがYSTに変わって検索精度が落ちた…という実感はないですが、皆さん案外そんなものかもしれませんね(^^;)。

 ところで欧米ではYahoo以上にGoogleの人気が高い…という話があるようですが、わが日本においてはやっぱり「Yahoo」の人気は絶大なものがあります。
 実際初心者にインターネットのことを教える際にも、「とっかかり」としては最適のサイトだと思います。

 「Yahoo!」のすごさを示すエピソードをひとつ。
 現在の私のホームページである「matchan-net.jp」の前身として「Matchan's Home Page」というのをやっていました。1日のヒット数(カウンタの増加数)はだいたい30ぐらい…ということでまあ細々とやっていたわけです。
 ところが、ある日突然カウンタの数字が3,000ほど増えてました(!)。
 何事か…と思ったらYahooから「『夜行バスに乗ろう!』をYahooからリンクするとともに、『今日のオススメ』として紹介させてほしい」というメールが来ていたのです。
 当時「夜行バスに乗ろう!」は1コンテンツとして構成していて独自のカウンタをつけていなかったのですが、それでも直接リンクされていないトップページのカウンタの増加量が一気に2桁上がった(すなわちアクセス量が100倍になった)わけです。このときはつくづく「Yahoo!」の力って絶大だな…と感じました(^^;)。

 「matchan-net.jp」へのリニューアルにあたって「夜行バスに乗ろう!」に独自にカウンタをつけていますが、現在カウンタは1日に2,000近く増加しています。やっぱり一番多いのがYahooで検索して来る方です(その次がGoogle経由)。

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