今週の日曜日は熊本クイズ愛好会の例会。月1回の例会でしたが、私は今月は企画の担当でした。
当たり前の話ですが、クイズというのは誰かが問題を出さないと成立しないわけです。で、持ち回りで企画を担当して「仕切る」わけなんですが、もちろん淡々とクイズ出し続けるだけではつまらないのでさまざまな趣向を凝らす必要があるわけです。
クイズ番組にたとえるなら、4時間番組のプロデューサーと司会を同時に務めるようなものです(もちろん問題も用意しなければならない)。こういう風に書くとけっこう大変なんだな、と思います(^^;)。実際大変なんですが。
私は、今回今年2月に別のところ(FQUIZの14周年オフ)で使った企画をほぼそのまま使いました。もちろんそっちの企画ももともとは自分でやった企画ですから、いってみれば「流用」ってやつですね。
前述のように一つの企画を用意するのはけっこう労力がいるわけで、1回使っただけでポイというのはもったいないな…と常々思うわけなんですが、かといって同じサークルで2回同じ企画を使っても新鮮味がなくなるしなかなかそれはできません。
しかし、複数のサークルにまたがっていれば十分使い回しができるわけです。もっとも、自分以外に同じサークルにまたがっている人がいない…というのが条件なんですが(まあ、一人二人ぐらいであれば無理やりスタッフに引き込むという手はありますけど)。
ただし、複数サークルで企画を使い回す場合は、当然サークルによって参加人数も与えられた持ち時間も違いますからそのままで、というわけにはいきません。また、時の経過とともに問題の答えが変わることもありますからそちらもチェックする必要があります。
実際、今回も最初にやったFQUIZでは持ち時間2時間弱(予定では90分だった(^^;))・参加人数30人でしたが、熊本クイズ愛好会では人数半分で時間が2倍ということアレンジの必要がありました。
まあ、企画の使い回しの利点として、最初にやったところで発生した問題点をフィードバックできて、後でやるときにその辺を改善できるというメリットもありますけどね。
クイズの企画というのは用意するのはそれなりに大変です。凝った企画を作ろうとすれば準備のために前日徹夜なんてこともザラだったりします(^^;)。かといって凝りすぎると当日参加者にルールを理解してもらえずにコケる危険も大きかったりするのですが。
ただ、前述のように「プロデューサーと司会」を同時に経験できる、というのが企画をやって楽しいところでもあります。言い方を変えれば「クイズ番組を1から自分で作り上げる」ようなものですし、やり遂げたときの充実感もあります(参加者の皆さんが盛り上がってくれたときは特に)。
初心者の方に企画を持たせるというのは酷なことですし、クイズを楽しんでいただくだけでも十分ではあるのですが、ある程度経験値を積んだら是非企画をやってみて下さい。
ただ、各人にもそれぞれ都合があっていろいろと多忙なこともありますし強制するわけにはいきませんが。
私自身も他の人が用意する企画に参加するのは楽しみでもあります。「あ~まだこんなアイデアがあったんだ」と毎回思わされますね。クイズサークルに参加して10年以上経ちますが、それでもけっこう新鮮な発見というのはあるものです。
P.S.
これを読んでいる皆さんで、企画に参加した方が(FQUIZでも愛好会でも)いらっしゃいましたら感想でもコメントしていただけたら幸いです。
「つまらなかった」というのならそれはそれで構わないですが、「どういう点がつまらなかったか」「どうしたらもっと良くなりそうか」ということも添えて下さると今後のためにもなりますし私としても助かります。ただ「つまらん」の一言だけだと(企画やる立場としては)かなり凹みますし(笑)。
最近のコメント