今日はロッソ熊本(J準加盟・JFL)vs横浜FC(J1)のプレシーズンマッチがKKWING(熊本県民総合運動公園陸上競技場)でありましたので観戦に行ってまいりました。
といっても、試合開始は13時だったのですが本日は12時半まで仕事。仕事が終わってから即行で自宅に帰り嫁とともちゃん(仮称)を連れて家を出たのが13時頃(^^;)。
KKWINGは熊本市の郊外(隣の菊陽町との境界に近い)にあってけっこう遠く、競技場に着いたのは後半が始まる直前でした。
ロッソにとっては横浜FCは当然格上の相手。正直「せめてまともに試合になってたらいいな…」とぐらい思っていたのですが、得点は0-1。かなり善戦してます。
そして席に着いた頃に後半が開始。直後からロッソが試合の主導権を握ります。
横浜FCはこの時点でFWが1人もいない(あくまでもメンバー表の上での話ですが)…ということで布陣が未完成な部分があったかも知れないとはいえ、2クラス上の相手に互角以上のパフォーマンスを見せるロッソ。
その後ついにロッソの高橋選手が同点ゴールを決めて1-1の同点に追いつきました。
同点に追いついた後も試合はほぼロッソのペース。そして突然盛り上がりを見せる場内。交代選手として入ろうとしているのは背番号11、あの三浦知良(カズ)選手です。サッカーに興味を持たない人でもカズを知る人は当然多いようでピッチに入るときには大歓声でした。
その後も試合は横浜FC陣内を中心に進む感じでロッソが押し気味に試合を進めていきますが、なかなかロッソは逆転のゴールを奪うことはできません。
横浜FCはやっぱり何だかんだ言ってJ1のチーム。「最後の一線」はそう簡単には越えさせないし、ちょっとしたチャンスであっという間に前線までボールを押し上げてきます。
試合は1-1のままロスタイム。表示は「3分」。
このまま終わるかな…というところで横浜FCがコーナーキックのチャンス。
コーナーキックはゴール前に陣取るカズのところにドンピシャリで飛んでいき、それをカズが押し込んで土壇場で1-2と横浜FCが再びリードを奪いました。まさに絵に描いたような展開です。
そしてまもなく試合はタイムアップ。横浜FC相手に優位に試合を進めたロッソでしたが、土壇場で敗戦。やはりさまざまな修羅場をくぐり抜けてきたチームというのはひと味違います。
観客は約5,000人。キャパシティは約3万とけっこう器が大きいこともあってゴール裏やバックスタンドなどはけっこう空席が目立ちましたがメインスタンドの方は割と人が入ってました。J1チーム相手とはいえプレシーズンマッチということもあるのでこんなもんでしょうか。
私が今回観戦したのはメインスタンド中央の中段ぐらいの部分でしたが、さすがにKKWINGは新しいこともあってスタンドにも傾斜があって割と観戦しやすかったです。まあ、陸上競技場兼用なので間にトラックがあってピッチが遠くなるのは宿命なのですが…。あとはいかんせん立地がなあ…。
サッカーの試合を見たのは10年ぶりぐらいでしたが、けっこう楽しかったです。
(完成途上状態とはいえ)J1のチーム相手に互角以上の戦いができた…ということでロッソの今シーズンの戦いが楽しみですね。
次の試合はジュビロ磐田戦。さすがに一時期ほどの強さはないとはいってもこちらは長年J1の中位以上に君臨しているチーム。はたしてどれだけやってくれるのか…。

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