気になってたJ
というわけで、期せずして「千代大海休場」の報を知ってしまったわけですが、Jリーグはいよいよ1節を残すのみとなりました。
J1の優勝争いは、鹿島アントラーズが浦和レッズを直接対決で破って最終節に持ち越しとなりました。一方、3位のガンバ大阪は終了間際に神戸に追いつかれて痛恨のドローとなり優勝の可能性は完全消滅です。また鹿島は来年ACLの出場も決めました。
最終節、鹿島は勝ってかつ浦和が引き分けか負けで逆転優勝となります(浦和負け・鹿島ドローのパターンでも勝ち点は並ぶものの得失点の差が7あるため逆転は厳しい)。ここにきて停滞気味の浦和と8連勝と波に乗る鹿島ですが、鹿島の対戦相手が比較的調子がよい清水なのに対して、浦和は最下位の横浜FC。横浜FCはここに来て少しずつ新監督がフィットしつつあるので油断は大敵かもしれません。とはいえ、それでも浦和が絶対に有利でしょうけど。
一方降格争いは、ヴァンフォーレ甲府が「因縁の地」柏で敗れ17位=自動降格が確定。
2年前のJ1-J2入れ替え戦でJ1昇格を決めた柏の地で、そのときの相手であった柏に引導を渡されることになりました。
そして、他の残留争いチームは大分が勝って自動残留が確定。また、大宮が勝って広島が負けたため、大宮はかなり残留が決定的となりました。次節大宮が敗れて広島が勝てば勝ち点で並びますが、得失点で11の差をつけている大宮をひっくり返すのはきわめて難しそうです。おそらく広島の入れ替え戦行きは決定的でしょう。なお、次節の大宮は川崎戦・広島はG大阪戦です。
J2は、試合がなかった札幌を尻目に東京Vが愛媛に勝って札幌と同勝ち点ながら首位に浮上しました。そして、大一番となった京都-仙台の試合を京都が制しました。C大阪と湘南も敗れたため、J2からJ1に昇格の可能性がある3位以内は東京V・札幌・京都の3チームに絞られました。
そして、入れ替え戦行き決定戦(入れ替え戦枠押し付け合い)ですが、今のところ東京V・札幌に比べて勝ち点が3劣る京都が不利なことには間違いありません。
しかし、札幌が負けて京都が勝つと得失点差で順位が入れ替わっています。東京Vは札幌や京都を得失点差で10以上引き離していることもあって、入れ替え戦になる3位に転落する可能性(=京都に抜かれる可能性)はほとんどないと思われます。もっとも札幌の相手は下位の水戸なのですが、前回は水戸に負けてるだけに油断はできません。一方京都の対戦相手は草津です。札幌はホーム、京都はアウェーということで、このままの順位で終わる可能性は高いと思います。
JFLのロッソ熊本ですが、秋田・にかほでTDK-SCと対戦。
最初先制し、一度は逆転を食らったものの、何とか追いついてドローとなりました。
来年、ほんとに大丈夫なんかしら。
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