航空券購入(夏休みに向けて)
銀行で数々の用件を済ませたその後は航空券を買いに空港へ行ってきました。
嫁(と無料のさとちゃん(仮称))の分はネットで「旅割」の先行予約を済ませてありますが、ともちゃん(仮称)の分の航空券を仕入れてきました。
同時に、私自身の8月中旬の某イベントのための航空券も仕入れてきました。
今回は初日である13日に直接熊本から羽田に飛び、イベント終了の翌日(16日)に小松に飛んで金沢の嫁実家に行き、その後数日滞在した後九州に帰る予定です。
まだ職場の夏休みの予定が確定していないのであくまでも「暫定」ですが…。
さて、航空各社には航空券がおよそ半額で買える「株主優待券」(株優)というものがあります。
新規会社など非上場の会社だと入手できる機会は限られますし、スカイマークのように株優がない会社もあります。
JALの今後は株優の発行はどうなるかわかりませんが、今まで発行された分については問題なく使えます。
で、昨年度の株主に対して発行されたJALやANAの株優は今日5月31日が有効期限となっております。
といっても、「搭乗日が5月31日まで」ではなく「発券を5月31日までに行えばOK」なのです。ですから実際の搭乗日が6月や7月であっても、予約・発券を5月31日までに行えば「5月31日まで有効」の株優が問題なく使えるというわけです。
さらに、航空券には搭乗日を決めずに搭乗者と搭乗区間だけを決めて発券することができます。このようにして発券された航空券を「オープン(OPEN)券」といいます。
この「オープン券」は有効期限が「発行後90日」となります。つまり5月31日に発券されたオープン券の有効期限は90日後の「8月29日」となるのです。
ということは…割引運賃が少ない8月でも株優のメリットが使える…というわけなのですね。
注意点はいくつかあります。
まず「株優」は「普通運賃の(約)半額」であるということ。つまり、日にちや条件(事前からスケジュールが確定している…など)によっては「旅割」「先得割引」などの方が安くなる場合があります。
もちろん超ピーク時には「旅割」などが設定されないことが多いので、そのような時期に使う場合はかなり威力を発揮します。また「株優」は普通運賃のチケットと同様に扱えるので「旅割」にあるような座席数限定がありません(もちろん物理的に「満席」になってしまえばどうしようもありませんが)。また、「旅割」には小児運賃の設定がない(大人と同額)のですが、株優は小児運賃(普通運賃の約半額)はさらに半額になります。
そのあたりを踏まえた上でどのように使うか考えていく必要があります。
あと、いったん発券した後で搭乗者や搭乗区間が変更になる場合はいったん払い戻すことになります。
通常は(手数料420円で航空券を払い戻した上で)株優も実質的に払い戻されます(「優待証未使用証明書」などのように株優の代わりになる券が発行される)が、上記のように「5月31日まで有効」の株優で発券した場合は、払い戻しの時点で株優の期限が過ぎることになり、株優が無効になってしまいます。
つまり、株優の発行の際には「乗る人」と「行き先」はきっちり決めておく必要があるわけです。
また5月末にオープン発券した航空券を8月のフライトに使おうとする場合、発券の時点では予約することができません(航空券の予約開始が2ヶ月前からであるため)、そのため発売日であるフライト日の2ヶ月前にきっちり予約を入れておく必要があります(「旅割」のような座席数制限がないので少しぐらい遅れても予約はしやすいと思うが、超ピーク時は要注意)。
あとは…親が「旅割」で子が株優で発券する…ような場合は、航空券の発券の仕方が別々になってしまうので、座席の事前指定に配慮する必要があります。
席が離ればなれになってしまったら目も当てられませんからね…(そのような場合は、当日空港で相談すれば何とかしてもらえるかもしれませんが)。
P.S.
「某イベント」ですが、今年は諸事情により私一人での単独参加になる見込みです。
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