明日がいよいよ今年のJリーグ最終戦
毎年恒例のネタですが、明日12月3日(土)がいよいよJリーグの最終節となります。
昨年は最終戦より前に名古屋の優勝が決まっていましたが、今年はその名古屋を含む3チームが優勝の可能性を残して最終節を迎えることになりました。
1.柏(勝点69・得失点差+21)対戦相手:浦和(A)
2.名古屋(勝点68・得失点差+30)対戦相手:新潟(A)
3.G大阪(勝点67・得失点差+25)対戦相手:清水(A)
ガンバは昨年と同様、3位で最終節を迎えているのですが、昨年も最終戦の対戦相手は清水(しかもアウェイ)でした。昨年は勝って2位でシーズンを終えましたが、今年はいかに…。
柏は史上初のJ2・J1連続優勝がかかります。5連勝のあと前節のC大阪戦を引き分けてしまいましたが、調子はそれほど悪くなさそうではあります。相手は今年降格争いを最後まで演じたとはいえ、地力はある浦和です。一筋縄ではいかなそうではありますが…。引き分けだと他チームに逆転を許す可能性が残るだけに、勝って文句なしの優勝を決めたいところです。
昨年の覇者である名古屋もここまで勝ち残ってきました。最終戦、新潟のアウェイ戦は1勝2分6敗と非常に分が悪く、2004年を最後に勝ってない…という不吉なデータもありますが、やはりチーム力は近年充実しているだけに、そんなデータはもう過去のもの…といいたいところでしょう。
とりあえず、柏は勝ちさえすれば無条件で優勝。名古屋は柏が引き分けの場合は勝てば優勝となります。柏が負けた場合、名古屋は引き分けでも(得失点差で)柏を上回れますが、ガンバが勝てば逆転されてしまいます。
ガンバはとりあえず勝利が最低条件。その上で柏と名古屋が引き分けるか負けることを祈るしかありません。
なお、ACLの出場枠はこの3クラブですでに決定。天皇杯で柏または名古屋が優勝した場合(ガンバはすでに敗退)の4枠目は横浜Mと仙台が争っています。
仙台勝ち・横浜引き分け以下が仙台が4位になる逆転の条件です。
昨年リーグ戦では最終節で4位に落とされながら、天皇杯を制して自力でACLのきっぷをつかんだ鹿島は今年はリーグ戦4位の可能性も消滅。天皇杯にすべてをかける形になります。
降格争いは、一応形の上では浦和と甲府が残ってはいますが、得失点差からして甲府の降格はほぼ決定的な情勢です。甲府(相手は大宮)が7-0で勝って、浦和が0-7で負ける…なんてことがあればひっくり返りますが、さすがにそれはないでしょう。
J2はFC東京は優勝を決めてすでに1年でのJ1返り咲きが決定。また2位サガン鳥栖も数字の上ではまだ確定ではありませんが、得失点差からしてチーム初の悲願のJ1昇格はほぼ確定的です。
となると、残るは札幌と、こちらもまた初の昇格がかかる徳島の3位争いということになります。
3.札幌(勝点65・得失点差+16)対戦相手:F東京(H)
4.徳島(勝点65・得失点差+14)対戦相手:岡山(A)
徳島は、前節の鳥栖との「昇格争い直接対決」に3点差で負けたのが重くのしかかっています。負けるにしても1点差であれば、徳島有利の状況で最終節に臨めたのですが…。
しかしながら、徳島の対戦相手は下位の岡山なのに対し、札幌は目下首位のFC東京戦を最後に残しています。一見徳島が有利そうにも見えますが、こちらも「初」の昇格がかかってますからねえ…。昇格争いを何度も経験している札幌だけに、どう出るかわかりません。
キックオフはJ2が12時半から、J1が15時半からです。
明日の夕方にはすべての結果が出るんですね…。やっぱりJは最終節まで目が離せません。
残念ながら我らがロアッソ熊本は昇格争いからとっくに脱落してしまっていますが、最終節はサガン鳥栖が対戦相手。鳥栖が(実質的に)昇格を決めているのがある意味救いです。「悲願の昇格」に熊本がストップをかける形になってしまったら、ずっと怨まれそうでしたから…。
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